2022/09/12 16:54


|カバーオールとは?

アメカジの定番アイテム、カバーオール。

でも、『カバーオール』と検索すると、ベビーウェアもヒットしますね。

今日、ご紹介したいのは、メンズのファッションに欠かすことのできないアウターの方なんですが、そもそも、カバーオールとは、トップスとボトムス(パンツ)が繋がったつなぎ、オーバーオールのような形の衣服を指すため、ベビーウェアのそのタイプもヒットするわけです。

作業着のトップスの総称として用いられるカバーオールは、シャツのようなシンプルなデザインのジャケット型ワークウェアで、メンズだけでなくレディースアイテムとしも人気でがあります。

|カバーオールの歴史


カバーオールの歴史は、18世紀~19世紀頃に誕生したと言われています。

ちょうど、産業革命の頃でしょうか?

そのため、機能性が高く、丈夫な素材を使用したカバーオールは、労働者(ワーカー)の作業着として着用され大変人気がありました。

|ディテール

シンプルな仕様ですが、年代により面影が異なるためヴィンテージのワークウェアにファンには多くのファンやコレクターがいます。

18㎜程のフロントボタンが4~5つ。大き目のアウトポケットが2つ以上。バッグスタイルは、センター接ぎの2枚のタイプと接ぎのない1枚仕立てのもの。袖はラグランスリーブまたはセットインスリーブ。裂けやほつれを防止するためのステッチや閂止め。汚れから身を守るための長めの着丈など、ワークウェアならではのデティールとなっています。

|素材

ワークウェアであるカバーオールは、やはり丈夫でなくてはいけません。
過酷な労働にも耐えられる耐久性がありほとんどがコットン100%の生地です。
カバーオールに使用されている代表的な素材をご紹介します。

<デニム>

説明するまでもないほど、有名な素材ですね。
10番手以上のインディゴ染めされたタテ糸と未晒しのヨコ糸で綾織りにした厚手のコットン生地、それがデニムです。

モールスキン>

モグラの毛皮を意味するモールスキン。
こちらもデニム同様に厚手のコットン生地ですが、実はデニムより丈夫な素材。
モールスキンはデニムより細番手を使用していますが、緻密に織られているため丈夫で肌触りが良いのが特徴です。

<ダック>

アメリカ発の素材で元々は麻で織られた厚手のキャンバス生地。鴨の絵がマークとしてプリントされていたため、ダックと呼ばれるようになったとか。アメリカ海軍の軍需物資に使用されている素材は、アーミーダックと呼ばれています。

<へリンボーン>

ニシンの骨で有名な素材へリンボーン。右綾と左綾が繰り返されることで名前の由来でもある生地の見た目に仕上がっています。上品な光沢感があり綾織りなので厚手でも柔らかさがあり身体に馴染みやすい素材。

|カバーオールのブランドといえば

ワークウェアで有名なブランドと言えば、リーバイスでしょうか?
アメリカのワークブランドとユーロ(ヨーロッパ)系ワークブランドか。
好みによって分かれるようですが、大まかな違いとして衿先の形状、ポケットの数、ボタンの素材などがあげられます。
<アメリカ製>
・ディッキーズ
・リーバイス
・カーハート
・ベンデイビス
・オシュコシュ
<ヨーロッパ製>
・ダントン
・シェーブル
・べトラ
・ケンペル
・オーシバル
・ラブルール
・ル・トラヴィユール・ガリス

|LE TRAVAILLEUR GALLICE (ル・トラヴィユール・ガリス)とは?

120年以上前に生まれた、フレンチワーカーたちの生活を支えてこたフランス最古のワークウェアBRAND。現在でもフランス製の生地を使用し、フランス人の手により、フランスで裁断、縫製されています。
アメカジとは違う、ヨーロッパらしい色合いとスタイリッシュで柔らかい雰囲気で女性でも取り入れやすいワークウェアです。
フレンチカジュアルを思いっきり楽しめそう。


Cramet Webショップ通販で販売中!!

<サイズ>

1:肩幅45 着丈67 袖丈60 身幅103
2:肩幅47 着丈69.5 袖丈62 身幅106
3:肩幅49 着丈71.5 袖丈63 身幅110

<カラー>

ブルー、アイボリー、ブラック

<価格>

 ¥18,480(税込)